ボールヘッドとその関連部品の構造は、
高速パンチで主に3つの機能を実現します。
高速パンチ:
1つはパンチスライダーの高さ調整です。
2 つ目は、油圧過負荷保護と、調整ナットとガイドコラムネジの間のネジ山ギャップの排除です。
3 つ目は、ガイド ポストのネジによってスライダーが上下に往復運動し、スタンピングが行われることです。高速パンチボールヘッドおよびその関連部品の構造は多機能かつ複雑な構造となっているため、現在使用されているボールヘッドのボール構造の多くは油入潤滑方式となっています。オイルは重力によりオイル室から流れ落ち、ボールヘッドやボールボウルなどを潤滑します。この潤滑方法では潤滑油をリサイクルすることができません。
油浸潤滑油圧がゼロに近いため、パンチプレスの高速・高負荷時にはボールヘッドとボウルの相対移動速度が速く、接触面の隙間はゼロに近くなります。接触面に潤滑油が侵入しにくく、玉頭玉が発生しやすい。ボウルの加熱、急激な摩耗、焼けなどの問題は、スライダの走行精度に影響を与え、パンチが正常に動作しなくなる原因となります。